赤線で引いてある箇所が主に間違った箇所の指摘箇所です。
こういう風にさも在家出家者が出家者を越える、という内容を教祖は解説していますが、とんでもない間違いです。

注釈に書かれていますが、沙門というのは「またジャイナ教などの諸宗教の修行者の呼称でもある。」と書かれていますが、それと判別せずに教祖は「同じ仏教の出家者」と捕らえたために間違っているのです。

先のPからの婆羅門衆、刹利衆、長者衆、沙門衆というのを見て沙門衆以外は確かに仏教に教えを乞う(聞きに来るなど)の方々ですが、それが急に沙門衆の解釈に出家した仏教教団の弟子たちが、在家の修行者にわざわざ教えを乞いに来ますでしょうか?
文章の流れから見ても、婆羅門衆、刹利衆、長者衆と来たなら、普通ジャイナ教などの宗教の修行者であることは推測・把握できるというものです。
なので、仏陀釈尊の教団に居る出家者がわざわざ自分の教団から足を運んで在家者の法を聞きに来る、教えを乞う、また立場が上に成るなどということなどありません。

またその言葉に合わせるかのように「因縁解脱」まで述べている。
こんなデタラメな事項を教える教団は本当の仏教教団では無い証拠です。
重ね重ね注意せねばいけませんね。
サルにでも分かるアゴンのインチキと嘘 〜一切事経編〜解説13P目