阿含宗と桐山氏について 第五十六章 【 ガダルカナルの次はどこで脅す? 】 記事526 「準さんの記事」 引用
- 526 :準:2011/11/30(水) 12:21:47
- 三供養品の三善根の意味は、いわゆる無貪瞋痴の意味ではなくて、功徳の種
を植えることです。だが、思慮の浅い人は、無貪瞋痴のことだと勘違いして
しまうでしょう。だから管長は、三福道という語に改めたのですね、流石です。
無貪、無瞋恚、無痴、は、十善戒のうちの、三つですね。
この、貪らない、怒らない、愚かな事をしない、という、しない、しない、
という戒行だけでは、涅槃へは至れないのです。他の経典、例えば平河本の
長阿含経・第三卷のP93に、三善根(無貪瞋痴)は三法向善趣であり、
三三昧は三法趣向涅槃と、記されています。
つまり、○○しない、△△しない、という戒行だけでは涅槃へ至れず、
□□する、◇◇する、という修行によって涅槃へ至れるわけです。
だから、三供養品の三善根を無貪瞋痴と解釈するのは、誤りなのです。
三善根は必須ですけれども、そのためには、功徳の種を植える、という
具体的な修行が必要なわけですよ。
※この記事に対して実際的に引用があったほうがわかりやすいので、本当の本からの引用をいたします。
三聚経と十上経 (現代語訳ー阿含経典ー長阿含経 第三巻より抜粋引用)